当社では、これまで環境負荷低減材料や人体等に無害な素材普及に努めてまいりました。そしていま、さらにエネルギーや資源を有効に利用する環境対応型新素材の研究開発に取り組んでいます。
その例としては、これからのハイテク産業をリードしていくであろう“ナノ材料”による新素材をはじめ、“省エネ材料”“環境関連材料”の研究があります。これらの取り組みには共同作業が必要であり、多彩な分野でパートナーと共に進めてまいります。
電子機器や工業資材の分野に大きな期待が寄せられているナノ材料の応用技術や微細化技術による材料研究をすすめています。ナノ材料については、溶媒に容易になじみ、応用性を大きく高めた「カーボンナノチューブ分散液」をはじめ、電子材料・工業資材その他多様な分野での企画・提案をすすめています。微細化材料では、当社がノウハウを積み重ねてきたプリント基板のミクロレベルによる導電ペースト技術等の開発に取り組んでいます。
脱化石燃料であり省エネ型となる、新エネルギーシステムの太陽電池や燃料電池は、資源や環境問題に応えるものとして期待が高まっています。丸正では、それらの導電部を担う材料を供給しています。その性能をさらに向上させる素材やシステムの研究・開発をすすめています。
丸正では、これまで、無鉛ハンダ、ノンハロゲン商品、生分解性プラスチックフィルムなど、環境にやさしい材料の普及に努めてきました。
さらに分野をひろげ、環境負荷の低い材料の研究・開発に取り組んでいます。
